見逃すと命が危険な腰痛!!動脈瘤と動脈解離!!!!!
皆さん決して見逃してはいけない腰痛がある事を知っていますか?
今日はそんな怖い腰痛について解説しますね‼
◎腹部大動脈瘤
大動脈瘤のなかでも、いちばん発生率が高い腹部大動脈瘤です。何処にできるのかというと、横隔膜より下の腹部大動脈にできます!!
瘤が小さいと自覚症状があまりないのですが、大きくなっていくにつれて痛みが出てきます。破裂寸前になってくると、腰に痛みを感じ腰痛と勘違いしてしまうことも多いそうです‼!!!
会社の健康診断等で、コレステロール値が高かったり、中性脂肪が多い、または動脈硬化を指摘されている方は要注意です!!
◎動脈瘤解離
動脈瘤解離とはどんな病気かというと、動脈の内側の膜が破けて裂けてしまい突然痛みが出てくる病気です!!
痛みが出るときに突然痛みが出てくるので、その時の痛みがぎっくり腰の痛みとよく似ていることが逆に危ないのです。ただのぎっくり腰だと決めつけて湿布や痛みどめで処置してしまうと大変なことになります!!!!!
動脈が内側から裂けているので、発症した部位や経過した時間によっては緊急手術になってしまう事もあるのです!!放置していると命が危険ですので、腰に急激な痛みを感じた場合は注意が必要です。
ぎっくり腰との決定的な違い‼
腹部大動脈瘤や大動脈解離は、ぎっくり腰と同じような痛みが出ることを説明しましたが、ぎっくり腰とは決定的に違うところがあります!!
それは、どんな体勢をしていても痛みが変わらず続く事です!!
ぎっくり腰等では、横になったりすると痛みが少し和らいだりするものですが、動脈瘤や動脈解離はどのような体勢でもずっと痛みが続き、さらに痛みがどんどん増していくことがほとんどなんです!!!!!
他にも、尿路結石や膵炎、癌が隠れている場合があるので、異変を感じた場合は必ず病院で検査する事をお勧めします。
☆ポイント☆
最近では子どもでも腰痛になる事があるとメディアでも取り上げられています。小学生の教材が多くてランドセルが重くなってしまって腰痛を引き起こしたり、スポーツを頻繁に行う子どもは筋肉損傷や筋肉疲労が蓄積されたり、パソコン・ゲームを同じ体勢で長時間することによって腰痛が引き起こされる可能性があります。
子どもだから腰痛なんてっと思っているご両親がいれば、少し考え方を変えた方がいいかもしれません。小学生が腰痛マッサージを受けている場合もありますので、きちんと本人と症状について話す事が大事です♪”