うつ病のこころの応急処置!!
今日はうつ病に対する心のケアの仕方を紹介します。
最近ではメディアでうつ病や適応障害といった精神疾患について、よく取り上げられているので認知度が上がってきているのか、以前に「うつ病についての記事」を記載した時に皆さんからのアクセスが多かったので、今日は専門家に相談する前のメンタルヘルスについてをご紹介したいと思います。
まず、うつ病ってどんな病気かしっていますか?
うつ病になると、気分が沈んだり、物事への興味・意欲や集中力の低下、それに自責感やしにたいと思う気持ちが強まるなどの症状が現れる精神疾患です!!
◎応急処置5原則を紹介
①リスクの評価
②判断や批判せずに話しを聞く
③安心と情報を与える
④サポートを得るように勧める
⑤自分で症状を抑える方法を伝える
①リスク評価
うつ病では先ほどお伝えしましたが、死にたいと思う気持ちが高まる事があるため、自殺のリスク評価が大事です。
あまり、自殺の話題になってしまうと躊躇してしまうかもしれませんが、本人に死にたい気持ちを尋ねる事が大事です!!必ず初めにリスク評価から始める必要はなくて、話を聞きながら「今の様な苦しい状態だと死んだ方が楽だと考えてしまう事はないですか?」っと尋ねてみるといいと思います。
もしも、死にたいって思えるようなら、「自殺の具体的な方法を考えた事があるか?」「過去に死のうとした事があるか?また自傷行為をした事があるか?」といった質問で、現在の自殺の計画や過去の自殺未遂を尋ねてみるといいです。
②判断や批判せずに話しを聞く
現在どんな状況で、どんな気持ちなのかを話してもらえるように耳を傾けることが大事です。うつ病は、他の人から見たら怠け者のように見えてしまう事があるかもしれませんが、そうではありません。
本人の対応を責めたり、説得したり、軽率に励ますのは避けた方がいいです。
本人の立場になって、相槌をうったり時々内容を確認し話を聴く事が大事です!!
③安心と情報を与える
本人が希望が持って、助けを求めたり治療できるような状況を作る事が大事です。
・うつ病の可能性がある事
・うつ病は怠け者ではなくて、誰でも発症する可能性がある事
・専門治療を受ける事で、治すことが出来る事
④サポートを得るように勧める
相手に安心と情報を与えたら、精神科や診療内科等の病院やクリニックの受診が出来るように話しをしてみる。
⑤自分で症状を抑える方法を伝える
アルコールを止めてみたり、運動をしてみる。また今負担に感じている仕事や家事、育児の負担を減らしてみる事を勧めてみる。
専門家に相談する前のメンタルヘルス・ファーストエイド
こころの応急マニュアル より引用
なかなか濃い内容となっていますが、どうでしょうか?
もしうつ病かなっと思ったら、まずは専門治療を受けれる状態になる事を目指す事が大事だと思います♬”